2011年6月30日木曜日

久しぶりにプロスパーへ出かけて見ました

久しぶりにP-to-Pの始まりプロスパーへ出かけてみました。メンバー数も百万人突破なんですねぇ。レンダーの貸出残高も2億4000万ドルですから、およそ200億円になります。このくらいの貸出残高になれば、20%が返済遅れになっていたとしても160億円の1.5%すなわち2億4000万円ほど入るわけですから、たぶん何とか回るようになっているものと思われます。

1.5%というのはプロスパーの手数料ですが、信用度合いによって差があります。信用格付け最良のAAクラスで0.5%、A/Bクラスで3%、C以下で4.5%になっています。今ぼくが仮定している1.5%はきちんと計算した結果ではありませんので、モット稼いでいるのかもしれません。

2011年の第一四半期の結果は大幅な増収増益との発表がこちらに掲示されています。

4月20日の発表ですが、2010年の第四四半期に比べて、ローン残高は38%伸び、ローン一件当たりの金額は2011年2月と3月を比べても、ローン伸びは27%もあったと言うことです。又過去7ヶ月間で小企業向けのローンが73%も伸びていると言っています。

自動車向けのローンに関しても次のようなコメントが見られます。「自動車関連ローンは昨年の12月から今年一月にかけて54%の伸びがあり、さらに2月から3月にかけても30%伸びています。米国の自動車産業が立ち直りを見せているとともに、ボロワーはプロスパーからの借り入れ利率が低いこともあって、好評と受取っています。」

といいながら、州によっては訳の分からんへんてこな金利規制などない米国では、プロスパーからのパーソナルローンの理由の5割以上がいわゆるおまとめローンです。

一つ二つ例を上げますと、AA格付けで約100万円のおまとめローン(3年返済)で6.99%と表示されている一方最低格付けのおまとめローンには20万円で30.99%の利率が適用されています。20万円のローンに入札しているレンダーは最高がおよそ3万円、最低がおよそ2000円で合計32人が応札しています。もちろん、3万円の貸付をオファーしている人の申告金利はこれ以上かもしれませんが、そこは見えません。後4万円ほど不足しています。

マネオさんがかわいそうなのは、金融庁のばか者どもが自分のことしか考えられない小さな小さな握りこぶしの半分ににも満たない頭脳で、金利規制などをかけることです。

金利が低ければ規模が大きくなければビジネスは成立しません。下手な鉄砲も数打ちゃ当る、の世界に入ります。でもねぇ、マネオさんだいじょぶかなぁ、もう資本金は使い切ってるでしょうし、7億ばかりの貸し出し残高で1.5%のリターンでしょ、いくらになります?1000万円しか収入がないのですよ・・・それも一年間で、どうします?自分も投資して金利を稼ごうにも最高18%でしょ、それも100万円を超えると利息は低くせねばいかんのですから、これこそ気ちがい沙汰ではないですか!違います?

2011年6月11日土曜日

日本の未来は?

消費者金融の総量規制がそのくらいの社会的な影響を及ぼしているのか知りようがありません。景気が悪い時期は借金でしのぎ、景気の回復とともに返済完了する、そんなサイクルが成立しなくなっていると思います。

だってあなた3年以上の不景気が続くと、それは不景気ではなくて普通のことになるので、契機がよくなってくる兆候も、気分も忘れちまうのです。したがって鼻が利かないままにひたすら下を向いて歩き続けることになってしまい、目の前にある利の元も見逃します。

すると金利ばかり蓄積してきてやる気がなくなり、自身でも来た日にはどこか他所へ逃げちまう気分になるのです。そうして日本は本当に経済的に再生できない状態に落ち込んでいくんですよ。結局自民党の一党独裁を容認してきた僕らの年代の責任なんですね。ひたすら反省していますが、具体的にできることはなんでしょう。かつて石原慎太郎が小説にしていたように、爺さん連中というか、自分の懐しか考えない小沢とか、菅とか谷垣などというばか者どもを一掃するしかないんでしょうね。 

絶望の感じる今日この頃であります。

2011年5月31日火曜日

どんなことが総量規制の結果始まったか?

ぼくは総量規制に大反対です。なんでみんなで大同団結、余計なことするな!と政府に、というよりも金融庁などという邪魔者にクレームをつけないのでしょうか。根拠は次のとおりです。

1.金融庁の職員を半減すればxxx億円の給与を支払わなくてもよい。
2.規制のためにxxx億円の広告費を出費しているが、元来借金に縁のない国民からすれば、関係ないことなのでその分税金を安くできる。
3.そもそも憲法第29条に定める「財産権」を犯している。
4.金銭が生活にかかわりのあるかぎり、その需要は無限であり、その調達において諸条件が異なるの当然のことであるからして、金利に制限を加えることは許されない。
5.現実の消費者金融の現実お余りにも乖離している条件は犯罪の温床となる。

ちがいますか?

総量規制などというわけの分からんことを始めた金融庁の職員数をご存知ですか?

金を借りるのも貸すのもそれぞれの責任範囲でやればいいんです。これまで借金を踏み倒すような行為を繰り返してきた人間には膨大な金利を適用してあたりまえじゃぁないですか。

結局街で何が始まっているかご存知でしょ?総量規制の枠をはみ出る借金をしたがる人間がゼロになってますか?ありえないでしょ。彼ら彼女らは結局闇金へ行くんです。金融庁が総量規制で犯罪を助長しているのです。

人間の本性はそんな生易しいもんじゃありません。金がなければ困る、となれば何がなんでも金を借りるか、強盗を働くか、万引きを働くか、ATMを破壊するか。ねっ、すべては判事につながるじゃないですか。